2012年12月04日

「应该」

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中国では、日本では考えられないような、ぶっきらぼうな接客がほとんどなので、大変感じのよい接客が出来る店員さんに、まれにめぐり会えると、心から感謝したい気持になります。

感動のあまり感謝の言葉を述べると、こんなフレーズが返ってくることが多いです。


お客さんからほめられた時の店員さんのフレーズ

例文1:「这 是 我 应该 做 的。」

(zhe4 shi4 wo3 ying1gai1 zuo4de)

「ジェ シー ウオ インガイ ヅオ ダ」

意味:「私は、当然すべきことをしたまでです。」

単語説明

「应该〜〜(ying1gai1/インガイ)」は、「当然〜〜すべき」「〜〜しなければならない」の意味。

「做〜〜(zuo4/ヅオ)」は、「〜〜をする」という動詞。


なんともかっこいいセリフですね。

店員さんからこんな素晴らしい言葉が返ってきたら、「お〜!!」と感動してしまいます。

この「应该」は、別の意味でこのように使われることがあります。


「〜〜のはずだ」と言うフレーズ

例文2:「应该行吧!」

(ying1gai1 xing2ba)

「インガイ シンバ」

意味:「大丈夫なはずですよ!」

単語説明

「应该〜〜(ying1gai1/インガイ)」は、「〜〜のはずだ」の意味。

解説:例文1と2では「应该」の意味が異なりますので、ご注意ください。

「行(xing2/シン)」は、「差支えない」「大丈夫」の意味。

解説:日本語の「行」は主に「行く」の意味ですが、中国語の「行」は話し言葉としては「行く」の意味で使われることはあまりありません。


例文2のフレーズは以下のような場面で使われます。

お客さん:「この洗濯機を買ったら、いつ頃までに自宅に運んでもらえますか?」

店員さん:「そうですね、たぶん明日なら運べますよ」

お客さん:「本当に?明日中に確実に運んでもらえるんですね?」

店員さん:「例文2:应该行吧!」


日本で「いついつまでに、お届けに伺えるはずですよ!」と聞いたら、その時間までに来るのが当たり前のことだと思いますが、中国では異なります。

中国での「〜〜のはず」は「絶対」という意味としてではなく、「多分」とか「およそ」というイメージで聞いていた方が、がっかりしなくてすみますよ。

中国では、約束の時間に大幅に遅れることや、約束の日に来ないなんてこともざらなので、計画全体に時間の余裕を持たせておくのは、イライラを避けるためにも大切だと思います。

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2012年12月01日

中国の「干支」

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中国人の方と、友人の紹介などで知り合いになると、初対面なのに親しげに、いろいろなことを聞かれます。

「どこに住んでいるの?」「持家、借家?」「家賃はいくら?」「職業は?」「何歳?」「結婚してるの?」「子どもは?」などなど。

そして一連の質問の中でも、中国ならではの質問が「干支(えと)は何?」というものです。

子、丑、寅、兔・・・・・・の十二支の干支です。

これはたびたび尋ねられますよ。

こちらが干支を言うと、相手は頭の中で、「そうか、では私より〇〇歳年上だな。」などと計算しているようです。

また干支によって、性格に特徴がでると信じている方もいらっしゃるので、干支をいうと、それについてのうんちくが始まることもあります。


「干支(えと)」を尋ねるフレーズ

例文1:「你 属 什么?」

(ni3 shu3 shen2me)

「ニー シュウ シェンマ」

意味:「干支はなんですか?」

単語説明

「属(shu3/シュウ)」は、「(干支で)〜生まれである」という動詞。

解説:「属」は、「属する」という意味の動詞として使われることも多いです。

「什么(shen3me/シェンマ)」は、「なに」「どんな」という意味の疑問詞。

例文1のフレーズは「你」と「什么」は聞きとれると思うのですが、「属」の意味がわからないせいで、フレーズ全体の意味が分からなくなるのはもったいないので、初対面の会話でも、「干支」を聞いてくることがある、というのを覚えておきましょう。

例文1が「干支」を聞く特定の言い回しだと知らないと、「属」という言葉の一般的な方の意味から推測して、「どこの会社に属しているかを、聞かれているのかな?」などと勘違いしてしまうケースもありますのでご注意ください。


干支の答え方

例文2:「我 是 属〇〇的。」

(wo3 shi4 shu3 〇〇 de)

「ウオ シー シュウ 〇〇 ダ。」

意味:「私の干支は、〇〇です。」


十二支の順番は日本と同じで、以下の通りです。

1 子(ね)・・「鼠(shu3/シュウ)」
2 牛(うし)・・「牛(niu2/ニィウ)」
3 寅(とら)・・「虎(hu3/フゥ)」
4 卯(う)・・「兔(tu4/トゥ)」
5 辰(たつ)・・「龙(long2/ロン)」
6 巳(み)・・「蛇(she2/シャー)」
7 午(うま)・・「马(ma3/マー)」
8 未(ひつじ)・・「羊(yang2/ヤン)」
9 申(さる)・・「猴hou2/ホウ」
10 酉(とり)・・「鸡(ji1/ジー)」
11 戌(いぬ)・・「狗(gou3/ゴウ)」
12 亥(い)・・「猪(zhu1/ジュー)」

並びは同じなのですが、日本と違うのが、12番目の干支「亥」で、日本語では「イノシシ」ですが、中国語では「豚」です。

十二支の順番を覚えて、相手が何歳と答えた時に、先手を打って「じゃあ〇〇だね!」と、相手の干支を当てると驚かれますよ。

少なくとも、自分の干支をちゃんと言えるようにしておきたいですね。

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2012年11月30日

「太黒了」

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日本から、中国に越してきたばかりのころ、買い物に行くと何もかもとても安く感じられました。

それでも日がたつにつれ、自分の金銭感覚がだんだんと中国風になっていくのが感じられます。

以前だと「安い!」と思って、すぐに買ったであろうものを「もうちょっと安くして〜」などと値切りたくなってくるのです。

中国の地元の相場からしたら暴利だ!といえる値段に気が付いて、きちんと反応できるようになっていくんですねるんるん

では、「これは、ぼったくり価格でしょう!」と思った場合に使えるフレーズを考えましょう。


「値段が高すぎる!」と思った時のフレーズ

例文1:「太 贵 了!」

(tai4 gui4 le)

「タイ グイ ラ!」

意味:「高すぎる!」

単語説明

「太(tai4/タイ)」は、「余りにも〜だ」という意味の副詞。

解説:「太+形容詞」で、「(形容詞)すぎる」の意味になります。

「贵(gui4/グイ)」は「値段が高い」という意味の形容詞。

解説:「贵」は、「貴重」の「貴」なので、値段が高いイメージわきますよね。


例文2:「太 K 了!」

(tai4 hei1 le)

「タイ ヘイ ラ!」

意味:「ぼったくりすぎだ!」

単語説明

「K(hei1/ヘイ)」は、「腹黒い」という意味の形容詞。

解説:中国語の「黒」は、日本語と同じように「色が黒い」という意味もありますが、「あくどい」「やり方がこずるい」という意味もあります。

中国語の「K」は、日本語の「黒(くろ)」と全く同じ漢字に見えますが、漢字の上の部分が微妙に異なるので、書くときは注意して下さい。

ある商品や、サービスの価格が暴利だと思っても、面と向かって「太K了!」とはさすがに言いません。

そっと心の中で言いましょう。

もしくは、友達と話すときに使いましょう。

たとえば以前こんな会話でネイティブが使っていましたよ。


友:「あそこの空港に真夜中に到着するから、1泊していこうと思うんだけど、近くにホテルあるかな?」

私:「あそこの空港は、今のところ近くには1つしかホテルがなくて、ものすごく高いよ、一泊600元もするらしいよ(日本円で7500円くらい)。」

友:「え〜本当!普通の4倍の値段じゃない。太K了!


ちなみに、この「太K了」は、「わたしはとても色黒だから、美白をしたいな〜。」という場面で、普通に「色黒」という意味にも使われますので、文脈により意味を判断してくださいね。

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posted by 中国語リサ at 18:10| Comment(0) | 簡単中国語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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