中国語「別れの挨拶」

2012年12月07日

中国語「別れの挨拶」

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中国語を、まったく学んだことのない人でも、なんとなく聞いたことがある、「再见」。

言わずと知れた、「さようなら」です。


お別れの際のフレーズ

例文1:「再见」

(zai4 jian4)

「ザイ ジエン」

意味:「さようなら」

単語説明

「见(jian4/ジエン)」は、「会う」「面会する」という意味の動詞。

解説:例文1は、よくよく見ると、「再び、会う」という単語ですね。

日本語では「さようなら」と訳されてしまいますが、「また、会いましょうね。」という意味が込められていて、個人的には、とてもいい別れの言葉だと思います。

例文1は、マンガなどで「サイチェン」という振り仮名がふってあるのを見かけますが、この発音では通じずらいので、「zai4 jian4」で「ザイジエン」と発音しましょう。

「またね」という意味のあいさつは、ほかにも何種類かあるのでご紹介しますね。


「またね!」のフレーズ

例文2:「回头见」

(hui2 tou2 jian4)

「ホェイトウジエン」

意味:「またあとでね。」

単語説明

「回头/ hui2tou2」は、「後で」「後ほど」という意味の副詞。

解説:「回头」は、動詞の「振り向く」という意味の方が有名ですが、ここではその意味では使われていません。


例文3:「一会儿 见」

(yi2huir3jian4)

「イーフゥアジエン」

意味:「またあとでね」

単語説明

「一会儿(yi2huir3)」は「ちょっとの間」という意味。

解説:「会(hui4/ホェイ)」は、辞書にのっている正確な発音は第四声なのですが、「一会儿」の時は「会」を第三声で、発音する中国人が多いです。


例文1は、別れの場面では、いつ言ってもOKです。

例文2と例文3はどちらも「またあとでね」の意味ですが、ニュアンスはどう違うのでしょうか?

中国人の友人に、違いを聞いたことがあります。

例文2は、現時点で、相手と顔を合わせて会っており、いったん別行動のため別れるものの、そのあとまたすぐに会う場合に用いるとのこと。

例えば、今友人と一緒にいて、自分だけ先に目的地に行って、また後で相手と落ち合う時は、例文2がぴったりですね。

例文3は、現時点でまだ相手と顔を会わせてはいないけれど、少し後に、すぐ相手に会う場合に用います。

例えば、電話で話していて、一時間後に会う約束をした場合などは、電話を切るさいに、例文3が使えます。


相手と再び会うことはないだろうなぁ、と分かっているお別れの場面もありますよね。

そういう場合に例文1の「再见」では、ちょっと味気ないというかあっさりしすぎだな、と感じるときにちょうど良いフレーズが例文4です。


「(形式的に)また会いましょう」というフレーズ

例文4:「有 机会 的 话、下次见。」

(you3 ji1hui4 de hua4  xia4ci4 jian4)

「ヨウ ジーホイ ダ ホア シア―ツージエン」

意味:「機会がありましたら、再びお会いしましょう。」

単語説明

「有(you3/ヨウ)」は、「有る」という動詞。

「机会(ji1hui4/ジーホイ)」は、「機会」「チャンス」の意味。

「〜〜的话(de hua4/ダ ホア)」は、「〜〜だったら」の意味。

「下次(xia4ci4/シア―ツー)」は、「次の機会」の意味。


例文1〜4は、それぞれ意味は似ていますが、ニュアンスに差がありますので、使い分けてみてくださいね。

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posted by 中国語リサ at 16:30| Comment(0) | 簡単中国語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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