
中国では、日本では考えられないような、ぶっきらぼうな接客がほとんどなので、大変感じのよい接客が出来る店員さんに、まれにめぐり会えると、心から感謝したい気持になります。
感動のあまり感謝の言葉を述べると、こんなフレーズが返ってくることが多いです。
お客さんからほめられた時の店員さんのフレーズ
例文1:「这 是 我 应该 做 的。」
(zhe4 shi4 wo3 ying1gai1 zuo4de)
「ジェ シー ウオ インガイ ヅオ ダ」
意味:「私は、当然すべきことをしたまでです。」
単語説明
「应该〜〜(ying1gai1/インガイ)」は、「当然〜〜すべき」「〜〜しなければならない」の意味。
「做〜〜(zuo4/ヅオ)」は、「〜〜をする」という動詞。
なんともかっこいいセリフですね。
店員さんからこんな素晴らしい言葉が返ってきたら、「お〜!!」と感動してしまいます。
この「应该」は、別の意味でこのように使われることがあります。
「〜〜のはずだ」と言うフレーズ
例文2:「应该行吧!」
(ying1gai1 xing2ba)
「インガイ シンバ」
意味:「大丈夫なはずですよ!」
単語説明
「应该〜〜(ying1gai1/インガイ)」は、「〜〜のはずだ」の意味。
解説:例文1と2では「应该」の意味が異なりますので、ご注意ください。
「行(xing2/シン)」は、「差支えない」「大丈夫」の意味。
解説:日本語の「行」は主に「行く」の意味ですが、中国語の「行」は話し言葉としては「行く」の意味で使われることはあまりありません。
例文2のフレーズは以下のような場面で使われます。
お客さん:「この洗濯機を買ったら、いつ頃までに自宅に運んでもらえますか?」
店員さん:「そうですね、たぶん明日なら運べますよ」
お客さん:「本当に?明日中に確実に運んでもらえるんですね?」
店員さん:「例文2:应该行吧!」
日本で「いついつまでに、お届けに伺えるはずですよ!」と聞いたら、その時間までに来るのが当たり前のことだと思いますが、中国では異なります。
中国での「〜〜のはず」は「絶対」という意味としてではなく、「多分」とか「およそ」というイメージで聞いていた方が、がっかりしなくてすみますよ。
中国では、約束の時間に大幅に遅れることや、約束の日に来ないなんてこともざらなので、計画全体に時間の余裕を持たせておくのは、イライラを避けるためにも大切だと思います。
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