中国語を、もっとペラペラ話せるようになりたいな〜!って思ったことありますよね。
着実に効果があるので、お勧めしたいのは、中国語の「音読」です。
音読といっても、ただ単にいきなり中国語の教科書を音読ではありませんよ。
シャドーイング、つまり影のように、CDの中国語の朗読を追いかけながら読む方法がお勧めです
シャドーイングは、エコーリーディングとも呼ばれます。
エコー、つまり山びこのように、CDの少し遅れで読む方法というニュアンスですね。
この音読方法は、中国語の会話力を劇的に高める効果があるので是非やってみてくださいね。
この音読の前に、準備として4段階あります。
1、中国語の教科書のリスニングCDを聴き込む。
2、聴いている部分の本文の、書きとりをする。
3、書きとりの後に、自分の書きとりと本文を照らし合わせて、答え合わせをする。
4、分からない単語の、意味をチェックする。
これで、準備が整いました。
1〜4の流れをクリア済みの部分の音読を始めましょう。
CDをもう一度流しながら、教科書の本文を目で追いつつ、CDの中国語を追いかけるように読みます。
もちろん、最初はぜんぜんCDの中国語に追いつけないと思いますが、あせらないでください。
この中国語の音読練習は、もちろん一人でもできるのですが、中国語ならではの注意点があります。
四声がくるったまま、何回もシャドーイングで読み込んでしまうと、通じない中国語を自分に覚えさせてることになってしまいます
発音や四声の間違いって、自分じゃあんまり気がつかないので、最初のうちは、発音や四声に定評ある先生に聴いてもらいながら、中国語のシャドーイングをするのが安全だと思いますよ。
第一声の音が、第四声になっちゃう日本人って結構多いんです。
例えば、「方法」。
意味は日本と同じですが、ピンインでは「fang1 fa3」と書き、「ファン ファー」と読みます。
この「fang1」が「fang4」の発音になりがちなんです。
先生に言われるまで、ホント自分じゃ気がつかないんですよね。
第一声が第四声になってるよって、言われても、まだピンとこなかったり
シャドーイングで音読するときは、同じ部分を最低10回は読んで欲しいです。
「中国語をペラペラに話せること」と「10回も同じ部分を読む」のに、どんな関係があるのか、例えで考えましょう。
色々な物が、ごちゃごちゃに入っている「押入れ」を想像してください。
時間をかければ、たいていは必要なものを取り出せますが、下手すると見つからないこともありますよね。
中国語を勉強したての脳みその中は、色々な中国語の単語や表現で、ごちゃごちゃになっている押入れのようです。
会話で、その単語を取り出したいときに、スムーズに見つかるとは限りません。
では、押入れの中身が、きちんと分類されて、ラベルも貼ってある「引き出し」に整理されていたらどうでしょうか?
ものの数秒で、必要なものが取り出せますよね。
それと一緒で、意味が分かっている中国語の文章を何度も音読していくと、中国語のセンテンスや単語が、脳みそできちんと分類されて、それぞれの引き出しにしまわれていくんです
脳みその「押入れ」から「引き出し」に、中国語を移動させるためには、同じ部分を最低10回は読み込むシャドーイングが欠かせないというわけです。
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